活動報告

第18回日本認知症ケア学会大会に参加しました

2017年5月26日(金)~27日(土) に沖縄コンベンションセンター(沖縄県宜野湾市)において第18回日本認知症ケア学会大会が開催されました。テーマは「認知症と共に生きる~私も、あなたも、みんなも~」です。

認知症排泄支援の会ではポスターの部で26日(金)に代表の森田が発表しました。現在までに排泄ケアメイトは30余名誕生し、その中で訪問相談業務活動を行っているメンバーは5人在籍しています。第4回排泄ケアメイト講座も7月から始まります。これからもメンバーを増やして、在宅で排泄(認知症)でお困りの介護者の方の声を拾い上げていきたいと思っています。


2017年ADI国際会議に参加しました

2017年4月26日(水)~29日(土)に国立京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)においてADI国際会議が開催されました。参加者はおよそ4,000人で参加国数は約70か国です。認知症についての認識を世界的規模で高め、認知症の研究、治療ケアについて最近の実践を学び合うということが目的です。

認知症排泄支援の会もポスター発表という形で参加をいたしました。排泄相談や排泄ケアメイトなど活動をしておりますが、まだまだ世に知られていないのが現状です。これからもいろいろな場所に出かけて行って介護に困っている方々の力になっていきたいと願っております。

 

排泄ケアメイト第3期生誕生しました

3月25日(土)社会福祉会館において「排泄ケアメイト第3期生講座」が行われ、実習をもって終了しました。日々忙しい中で、この講座にご出席いただき、ありがとうございます。これから地域で排泄や認知症でお困りの方々のためにお力を貸していただきたいと思います。

 

午後からは「介護者のひろば」が開催されました。相談のためにお越しになられた方は5名で、相談内容としては認知症の方の対応と便に関するものでした。相談には森田代表と認知症認定看護師である辰巳先生で対応させていただきました。これからも定期的に「介護者のひろば」を開催していきたいと思います。ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

フォローアップ講座「高齢者の嚥下・栄養」開催しました

2017年3月5日(日)、管理栄養士の樹山敏子先生をお迎えしてフォローアップ講座が開催されました。低栄養になりがちな高齢者の食事について、また嚥下のしくみや調理方法の工夫など、約1時間30分お話していただきました。最後には先生自らおつくりくださった鯖と里芋を使った一皿と里芋とかぼちゃを使った簡単デザートを参加者全員で試食いたしました。おいしく食べて気持ちよく出す。食と排泄はつながっていると実感した講座でした。

排泄ケアメイトはボランティアの方々を主に対象としています。排泄に悩む高齢の方々のためにアンテナとなっていただける方々をお待ちしています。


京都府北部で「むつき庵」おむつ検定®開催しました

12月17日(土)13時30分から京都府宮津市にておむつ検定®をしました。前半はテキストに沿って代表理事の森田昌が講習会を行いました。そして後半に検定試験(30分)が行われました。前日は雪が降っていて、とても寒かったけれど、検定日はとても晴れていました。集まっていただいた皆様、お疲れ様でした。

 

認知症ケアと排泄ケア特別講演会無事に終わりました

11月23日(祝)、宇治市産業会館において「認知症ケアと排泄ケア」特別講演会が開催されました。講師はむつき庵代表浜田きよ子先生です。講演の冒頭、会場のみなさまには紙オムツを当てていただき、そのまま先生のお話を聴いていただきました。いつも装着する側で装着されたことがなかった方々です。装着感を確かめることで、今後のケアに役立つことと思います。排泄ケアに関わる際の理念をNPOの代表、森田昌から冒頭話がありましたが、浜田きよ子先生の考えとまったく同じでした。宇治市長の山本氏も会場にお越しくださり、講演会は盛況のうちに幕を閉じました。みなさま本当にありがとうございました。



京都市地域リハビリテーション推進研修で講演しました

11月15日ラポール京都において高齢者の排泄について講演をいたしました。排尿のしくみや尿失禁についてお話をし、いろいろなタイプのおむつ、パッドを見ていただきました。短い時間の中でグループワークで意見の交換もしていただきました。参加者は介護関係の方のほか、一般の方、介護中の方もおられて、いろいろ参考になったことと思います。


排泄ケアメイト第2期生誕生しました

宇治市総合福祉会館で9月から始まった「排泄ケアメイト第2期生講座」も11月13日(日)に実習をもって終了しました。

ボランティアを対象にした講座ですので、出席されている方々は介護職や看護職、今現在介護をされている方など様々です。グループワークではなかなか話が尽きない様子でした。来年からは「介護者の広場」も始まります。交流会を通してさまざまな意見が聞けたら、介護をする上で参考になる部分が多いのではないでしょうか。たくさんの方々のご参加をお待ちしています。

排泄ケアメイトフォローアップ講座

10月23日(日)、排泄ケアメイト第1期生、第2期生を対象としたフォローアップ講座が開講されました。講師は認知症看護認定看護師の辰巳弥生先生です。排泄ケアメイトではこうしたフォローアップ講座を定期的に開講し、知識の蓄積を図っていきたいと思っています。次回のフォローアップ講座(2017年3月)は管理栄養士の先生をお招きして高齢者の嚥下についてお話していただきます。

あいあいネットワークで研修会しました

10月19日(水)、京都市南区のあいあいネットワーク様にて「排泄ケアの基本」の研修会をしました。今回は3年ぶりの2回目の研修会でしたので、少し排泄ケアの中でもより高度なお話をさせていただきました。みなさんでいろいろな意見を出しながら講義を進めていくことができました。


排泄ケアメイト京都北部第1期生誕生しました

8月、9月の2回の連続講座を経て、京都北部第1期生が誕生しました。北部のメンバーは若い方が多く、普段は介護施設などで働いている方々です。そういった方たちがボランティアとして手を挙げてくださいました。北部の第1期生として北部の排泄ケアメイトの活動を引っ張っていく存在になってほしいと願っています。

第2回総会・講演会を開催しました

2016年7月30日(土)メルパルク京都において総会及び講演会を開催いたしました。講師は弊会の顧問である榊原隆次先生です。「認知症と排泄ケア」のお話をしていただきました。先生は神経内科分野をご専門とされており、脳の部分から認知症を語っていただきました。また、第2部では「京都回生病院の取り組み」を門真由美先生、白沙芙美子先生に発表していただきました。とても中身の濃い3時間でした。ありがとうございました。



排泄ケアメイト第1期生誕生しました

5月から始まった排泄ケアメイト講座も7月24日(日)をもって終了いたしました。月に一度とはいえ、日曜日の朝早くからご出席いただきまして、ありがとうございました。これからは排泄ケアメイトとして地域の排泄で困っていらっしゃる方々のお力になっていただけることを希望しています。認知症排泄支援の会はメイトの皆さまを全力でフォローさせていただきますので、これからもよろしくお願いいたします。



上の写真は最終日の講義での実習の様子です。

第2期排泄ケアメイト講座は9月開始です。詳しくは排泄ケアメイト講座をご参照ください。

日本老年泌尿器学会にて発表しました

2016年5月13日(金)、14日(土)、福岡国際会議場において第29回日本老年泌尿器学会が開催されました。そして、学会2日目に森田昌代表理事が「一度諦めた認知症患者の排尿障害に多職種連携できた一事例」という演題を発表しました。当NPOは任意団体のころより無料で排泄相談を受け付けています。今回、認知症のご家族から相談を受けて、ケアマネージャーと近隣の専門の泌尿器科医師への連携ができたことを報告しました。認知症であっても排泄が改善することで在宅での生活が長く送られるよう、認知症排泄支援の会としても活動をしていきたいと考えています。

城南薬剤師会在宅関連研修会にて講演しました

2016年4月23日(土)、城陽産業会館において在宅関連研修会が開催され、「認知症高齢者の排泄ケア」のタイトルで講演をいたしました。参加者は南山城エリアの薬剤師と看護師の方々で、みなさん在宅で活動されていらっしゃるので、講演の事例の部分にはかなり興味を持ってくださったようでした。会でも認知症に関する排泄の相談が日を追うごとに件数が増えてきています。ご参加いただいた方の薬局でも日ごとに排泄に関する相談が増えてきていると伺いました。排泄の悩みは個人的でなかなか容易に解答しきれるものではありません。その上、認知症も合わさるとさらに難しくなります。認知症排泄支援の会では多職種連携のもと、在宅で介護をされている方々の支援をしていきたいと願っています。講演会にご参加いただきましたみなさま、あっという間の1時間半だったと言ってくださった方々、本当にありがとうございました。

第4回リハビリテーション福祉用具・機器体験展に参加しました

2016年2月19日(金)、20日(土)、京都産業会館きらっ都プラザにおいて開催されました福祉機器展に参加をいたしました。第1日目にはシンポジウム「在宅での排泄支援~病院から在宅へ排泄ケアの現在と未来~」と題しまして、在宅における排泄の問題や未来像などについて話し合いました。座長には理学療法士の阪東氏(宇治市福祉サービス公社)、そして、パネリストには看護師の門氏(京都回生病院看護部長)、ケアマネージャーの安田氏(向日市北地域包括支援センターセンター長)、当会の森田代表が参加いたしました。シンポジウムでは当会の在宅での排泄相談活動の内容や京都回生病院様の取り組み、病棟看護師による退院前家庭訪問など、また、向日市北地域包括の安田様の事例などが紹介されました。当会はNPOとして在宅の入口であるケアマネージャーとの関係を密にして医療連携をした後も、継続して情報を共有し、地域で活動してゆく、という振り返りでシンポジウムを終えました。

また、紙おむつのブースでは各メーカー様のご協力もあり、ベルト式、2WAY、SSサイズの紙おむつ、特殊なパッドなどを展示、またサンプルをご来場くださった方々にお配りいたしました。2日目は特に昼から大雨となり、足元の悪い中での開催となりました。ご来場いただいた皆様に御礼申し上げます。また、ご協力いただいた各メーカーの皆様、お手伝いいただきましたボランティアの皆様、ほんとうにありがとうございました。

 



認知症の人と家族の会滋賀県支部にて研修会をいたしました

2016年2月15日(月)、公益社団法人認知症の人と家族の会滋賀県支部において研修会をいたしました。事例なども含めて約2時間、森田代表がお話をいたしました。普段から電話相談をされている方々の参加とあって、終了後も質疑応答など、さまざまな意見交換がなされました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。


赤十字近畿ブロック研修で講演しました

12月8日(火)、京都第一赤十字病院で「赤十字健康生活支援講習近畿ブロック研修」にて森田昌代表理事が特別講演をいたしました。「認知症患者の排泄ケアの実際」というテーマで、在宅を中心に事例等を交えてお話させていただきました。「在宅」ということもあって、看護師の皆さんも大変興味を示していただけたように思います。最後にはグループワークを行い、全員でもう一度「排泄ケア」について考えました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。


福祉まつりに参加しました

11月1日(日)、宇治市福祉会館、産業会館、生涯センターを会場に開催された「2015宇治福祉まつり」に参加しました。当会では排泄相談のブースを設け、介護者の方のお話を伺いました。無料のおむつサンプルもご用意し、必要な方にはお持ち帰りいただきました。隣では宇治市介護者(家族)の会のブースがあり、その隣には訪問看護ステーションの健康相談などがあり、たくさんの方にお越しいただきました。また、会場外では作業所作製のケーキや施設の方のたこ焼きやお好み焼き、焼き芋の出店など、たくさんのお店が並んで、大盛況でした。

年配の方から小さなお子さんまで、いろいろな方が楽しめる場があるというのは本当にすばらしいことだと感じた1日でした。ありがとうございました。


認知症シンポジウムにてオレンジロードつなげ隊・うじに参加しました

10月27日(火)、認知症シンポジウム(宇治市主催)生涯学習センター第2ホールにおいて、認知症排泄支援の会は「おむつコーナー」を担当いたしました。第1ホールでは高見国生氏(認知症の人と家族の会代表)による基調講演と森俊夫氏(府立洛南病院副院長)によるミニ講演、パネルディスカッションなどがあり、約200人、入るホールはお客様でいっぱいになりました。第2ホールでは休憩できるカフェ(宇治作業所協力)のスペースを設け、つなげ隊による体操のコーナーや食事、声掛けや話し方のポイントなどの展示をしていただきました。たくさんの方に御足を運んでいただき感謝しております。また、おむつではサンプルもお渡しすることができました。ご協力いただいたおむつメーカーの方にもお礼申し上げます。ありがとうございました。認知症排泄支援の会では排泄の相談を承っております。宇治市または京都市内ならば出張相談もお受けしておりますので、お気軽にご連絡ください。お待ちしております。



認知症の人と家族の会京都府支部にて研修会をいたしました

2015年10月18日(日)、公益社団法人認知症の人と家族の会京都府支部コールセンター部門において、森田昌代表理事が研修会をいたしました。普段、電話で認知症に関する相談業務を主にされている方のための研修ということもあって、たいへん幅広い知識をお持ちの方々です。今回は「排泄ケア」を重点的に事例を交えてお話させていただきました。おむつの選定や当て方などももちろん重要ですが、「認知症の方の(排泄)ケア」にはその方のそれまでの人生、職業や生活歴、習慣なども重要になってきます。認知症排泄支援の会も日々、研鑽を重ねて精進していきたいと思っております。



京都ルネス病院にて勉強会をいたしました

2015年9月3日(木)、船津良夫先生をお迎えして勉強会を開催いたしました。出席者は約90名。認知症をきたす病気とその特徴症状から予想される排泄上の問題例をはじめ認知症高齢者への対応と排泄支援の事例等を約1時間、お話しいただきました。病院での業務の関係上、あまり長く時間がとれず、随分駆け足となってしまいました。認知症排泄支援の会では日々、認知症の高齢者の介護をされている方の支援をしていきたい、との思いから作られた団体です。これからもさまざまな支援をしていきたいと思っています。どうぞ、これからも皆様の応援をお願いいたします。


「認知症高齢者の排泄ケア」開催いたしました

2015年8月29日(土)、野田川わーくぱる(京都府与謝郡与謝町)において講演会を開催いたしました。講師は会の理事でもある船津良夫先生です。「認知症高齢者の排泄ケア」と題しまして、2時間お話をしていただきました。当日ご参加いただいた方々は施設、病院関係者がほとんどで、講演会の後のグループワークでは今までに経験した困難な事例などを話し合っていただきました。中には解決方法を出し切れない事例などもあり、船津先生や会の代表理事でもある森田昌先生も加わって、さらに意見交換をする場面もありました。この日の参加者は40名。会場となった視聴覚室の定員の関係で、一部お断りをさせていただいた方々には深くお詫び申し上げます。また、ご参加いただいた皆様には厚く御礼申し上げます。

認知症排泄支援の会は「認知症」や「排泄」に特化した団体として活動し、社会に貢献していきたいと思っております。これからも応援、宜しくお願いいたします。



設立記念講演「認知症と排泄ケア」開催いたしました

2015年7月25日(土)京都社会福祉会館において講演会を開催いたしました。講師は船津良夫先生、梅原雅子先生による講演と山口昌子先生によるカフェ(グループワーク)を行いました。

当日は大変な暑さの中たくさんの方々に会場まで足を運んでいただき、本当にありがとうございました。これからも研究、普及活動にまい進していきたいと考えております。